最後の観劇から、約2週間。もはや記憶もおぼろではありますが、ジョンの置かれた状況や、終盤~ラストシーンを再考いたしました。 しかしいくら考えても「絶対これ」という答えにたどり着けないのは、これいかに。 観劇から2週間後の感想と考察 ジョン/わたしたち ジョンはほんとうに自由を望んでいたのか ジョンにとっての「メディスン」 再び、ラストシーン...| 君は世界に一人だけ
舞台「メディスン」の4回目を観た。 これが最後なんだから、ゴチャゴチャ考えずリラックスして観よう。そう肝に銘じて臨んだのに、とてもリラックスなんてできなかった。 リラックスできないのは、新たな発見があるから。発見があると解釈の更新を余儀なくされ、ゴチャゴチャ考えることになる。 何回観たら、発見はなくなるんだろう。ずっとなくならないかも...| 君は世界に一人だけ
舞台「メディスン」を、三回も観た。 これまで舞台を一回以上観たことはないし、ライブの参戦だって二回が限度だった。 いくら好きでも、同じものを何度も観たらさすがに飽きる。そう思っていた。 「メディスン」がぜんぜん飽きないのは、観るたびに、イメージががらっと更新されるからだと思う。 一回目は、幸福な気持ちになった。生のケイタナカ氏に脳みそ...| 君は世界に一人だけ
小学生のとき、国語のテストで「この時の主人公の気持ちはどれでしょう」とかいう問題で間違えてばかりだった。 子どもながらに傷ついた。大人でも間違えれば傷つく。こんなことに傷つくなんてひまなのかなと思ってまた傷つく。 間違えてるかもしれないけど、二回目を観ての疑問や考察をまとめました。 (例によって、舞台の内容に誤り勘違い妄想等が見込ま...| 君は世界に一人だけ
観おわったあと、幸せな気持ちになる作品は、いろいろある。そして、それらの作品はたいてい、わかりやすい。 舞台「メディスン」は、わかりにくい。わかりにくいけれども、終演後、とても幸せな気持ちになった。だれかと無言で夕日を眺めた記憶が、親密で、満たされた時間をすごした記憶が、わたしにもあったような気がした。 * * * 舞台「メディスン」は...| 君は世界に一人だけ