Web ユーザビリティの評価手法のひとつとして、「ヒューリスティック評価」があります。ユーザビリティの専門家が、評価対象のサイトを見て様々な問題点を指摘する手法ですが、専門家の主観的な観点だけでなく、あらかじめ用意されて […]| accessible-usable.net
一般的に、ユーザビリティを意識してユーザーインターフェース(UI)を設計する際には、前例(慣習)に従うのが良いとされることが多いです。これには理由があって、ユーザーの頭の中で構築されたメンタルモデルに適合しやすいからです […]| accessible-usable.net
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 翻訳作業部会にて翻訳作業を進めている「WCAG 2.2 テクニック集」が、このほど (一部が日本語化された形で) 公開されました。| accessible-usable.net
WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) には、「入力目的の特定」という達成基準があります。ウェブの入力フォームをアクセシブルにするためには、各入力フィールドに対してラベルを提供することが不可欠ですが、一部の認知障害のある人にとっては、ラベルだけでは入力フィールドの目的を理解しにくいという課題があり、何らかの追加の手がかりを提供することで、こ...| Accessible & Usable
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 翻訳作業部会にて、翻訳作業を進めていた「WCAG 2.2 解説書」の全面的な日本語訳が、このほど公開されました。| accessible-usable.net
EC サイトやクチコミなどで、商品やサービスに対するユーザー評価を、星の数で示すことがあります。この星の数による評価 (star rating) の UI は、色のコントラストをはじめ、アクセシビリティがおざなりにされることが少なくないように感じます。この記事では、星の数による評価 (star rating) をアクセシブルにする方法について、解説します。| accessible-usable.net
何やら刺激的なタイトルでビックリですが、「Web担当者フォーラム」の「HCD-Net通信」というコーナーで、「ヒューリスティック評価法の99%は間違っている? / HCD-Net通信 #15」という記事がありましたので、 […]| accessible-usable.net
ユーザビリティの評価手法として以前、ヒューリスティック評価とユーザビリティテストをご紹介しましたが、今回はもうひとつ、認知的ウォークスルーという手法をご紹介したいと思います。 認知的ウォークスルーとは、ユーザビリティ専門 […]| accessible-usable.net
Heydon Pickering (ヘイドン・ピカリング) さんによる、ウェブアクセシビリティに取り組むうえでの原則的な行動指針をまとめた「Principles Of Web Accessibility」というノートがあります。このほど、その日本語訳が公開されました。| Accessible & Usable
A11y Tokyo Meetup の主催で、デジタルアクセシビリティ分野の弁護士の第一人者、Lainey Feingold (レイニー・ファインゴールド) さんによる特別講演「The Digital Accessibility Legal Landscape in U.S.」がありました。| accessible-usable.net
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」が、クリスマスイブの日に出ることになりました。2018年にドイツの Smashing Magazine から刊行された、Adam Silver 著「Form Design Patterns - A practical guide to designing and coding simple and inclusive forms for the web」の日本語訳です。| accessible-usable.net
日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、恒例の「支援技術利用状況調査」(第4回) を実施し、その調査結果の報告書を公開しています。| Accessible & Usable
米国の非営利団体 WebAIM が実施した「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、各サイトのホームページに対してウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析するというものです。2025年2月に第7回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。| accessible-usable.net
WCAG 2.2 で新たに追加された達成基準 2.5.8「ターゲットのサイズ (最低限)」について、私自身、実際にウェブアクセシビリティ診断をさせていただく中で、これに抵触しやすい箇所はパターンとしていくつかあると感じています。| accessible-usable.net
ユーザビリティテストでは、多くの場合、思考発話法 (think aloud) というメソッドが用いられます。ユーザーの行動や振る舞いの背景にある心の内を窺い知る手がかりとして有効ですが、その扱いには、少しばかり注意が必要です。| accessible-usable.net
「ユーザビリティに関する10のヒューリスティクス / Ten Usability Heuristics」のオリジナル版 (1990年) を Jacob Nielsen 氏と共に作った Rolf Molich 氏が、「Usability testing myths (ユーザビリティテストにまつわる誤った通念)」をまとめているので、ご紹介します。| accessible-usable.net
ここ数年、英語圏を中心に、遠隔ユーザビリティテスト (remote usability testing) という手法がユーザビリティ検証に使われるケースが増えています。今回の記事では、(主にモデレーターが介在しないタイプを中心に) 遠隔ユーザビリティテストについて、いろいろと考えてみたいと思います。| accessible-usable.net
以前に当サイトの記事「ユーザビリティテストの基本はあくまでも仮説検証ベースの行動観察」でも触れましたが、ユーザビリティテストで大切なのは、ユーザーの(意見ではなく)行動を観察することです。 では、実際にどう観察すればよい […]| accessible-usable.net
このサイトの記事「ユーザビリティの評価手法(その2):ユーザビリティテスト」の中で、テスター(テストに協力いただくユーザー)は「5人いれば十分」と述べました。Webユーザビリティの第一人者、Jacob Nielsen(ヤ […]| accessible-usable.net
ヒューリスティック評価とは、ユーザビリティ評価のための手法のひとつで、ユーザビリティの専門家が、評価対象のサイトを見て、様々な問題点を指摘する手法です。 ユーザビリティ専門家が、自身の経験則に基づいて評価するので、「効率 […]| accessible-usable.net
皆さんは、ご自身の運営されているWebサイト(ホームページ)が、ユーザビリティという観点で問題ないかどうか、評価してみたことはありますでしょうか? 「やったことがない」「やってみたいけど、どうやったらいいのかわからない」 […]| accessible-usable.net
ウェブユーザビリティを向上させるには、ターゲットユーザー像 (さらにはそのターゲットユーザーのコンテキストやゴールも) を明確にすることが不可欠です。そのためのツールとしてよく使われるのが「ペルソナ」と「シナリオ」です。| accessible-usable.net
WCAG 2.2 では、「隠されないフォーカス」という達成基準が新たに追加されています。この達成基準は、キーボード操作によってフォーカスを受け取ることができる UI コンポーネントにフォーカスが当たったとき、「フォーカスが当たっている」ことが (スティッキーヘッダーや Cookie バナー、オーバーレイ広告、通知などによって) 隠されることなく視認できることを求...| accessible-usable.net
「CSS Nite Shift11」の「アクセシビリティ」セッションで、「インクルーシブデザイン」のお話をさせていただきました。この「インクルーシブデザイン」という考えかたには、実は二つの視点から見た捉えかたがあると考えています。| accessible-usable.net
Heydon Pickering 氏による著書「Inclusive Design Patterns」の日本語訳版、「インクルーシブ HTML + CSS & JavaScript — 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」が出版されることになりました。私も日本語版レビュワーという形で関わらせていただきましたので、ご紹介します。| accessible-usable.net
The Paciello Group の「Inclusive Design Principles (インクルーシブデザインの原則)」を、このたびインフォアクシアの植木さんと共同で、日本語に翻訳し公開させていただきました。| accessible-usable.net
最近「inclusive design」という言葉がよく使われているように思いますが、ガイドライン (WCAG) を満たして満足することに留まらず、さらに踏み込んでアクセシビリティというものを捉えよう、という問題提起は心底同感するところです。| accessible-usable.net
ウェブアクセシビリティの検証には、自動テストと、人間による手動テストの、ふたつの手法があります。ウェブサイトやアプリケーションを運用する組織において、アクセシビリティ検証を効率的、効果的、そして持続的に行なうには、自動テストと手動テストを、バランスよく組み合わせたいものです。| accessible-usable.net
W3C にて策定作業が進んでいる WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2024年12月12日付で更新されました。この記事では改めて、WCAG 3.0 の概略を押さえ、また今回の WCAG 3.0 Working Draft で改めて列挙し直されたガイドライン項目 (暫定) を俯瞰してみたいと思います。| Accessible & Usable
ウェブアクセシビリティの検証では、各種スクリーンリーダーを実際に用いてインタラクションを確認する作業が不可欠ですが、操作方法について、それぞれの公式ドキュメントにアクセスして確認するのは手間がかかるものです。そこで、主要なスクリーンリーダーの基本操作を一覧できるようにまとめたチートシートを、このほど公開いたしました。| accessible-usable.net
ユーザビリティテストとは、ユーザビリティ評価のための手法のひとつで、ユーザー(サイト閲覧者)に、実際に評価対象のサイト(またはそのプロトタイプ)を使ってもらい、その様子を観察することで、様々な問題点を発見する手法です。 […]| accessible-usable.net
ウェブサイト利用者 (ユーザー) の行動観察をしていて、つくづく痛感するのは、ユーザーというのはこちらが想像する以上に、一般的に以下のような特性を持っていることです。 面倒くさがり 根気がない 不注意 気まぐれ 必ずしも […]| accessible-usable.net
「説明的なトランスクリプト」とは、聴覚障害者向けの「キャプション (字幕)」と視覚障害者向けの「音声解説」を足し合わせた内容で、それを書き起こしテキストとしてまとめたものです。盲ろうのユーザーにとっては、動画コンテンツを利用するための唯一の情報保障と言えます。| Accessible & Usable
ウェブアクセシビリティ向上のためのインクルーシブデザインについて考察します。UCD プロセスの上流工程から障害者に参加してもらうことや、ユーザビリティテストに障害者に参加してもらうこと、などが考えられます。| accessible-usable.net
このサイトを始めるにあたり、まず、ウェブユーザビリティとは何か?ということを考えてみたいと思います。| accessible-usable.net
ウェブがこれだけ生活に根付いた基本インフラとなった現在、アクセシビリティをウェブにおける「当たり前」な「品質基準」とするならば、ウェブアクセシビリティに関する法規制はあって当然なのではないかな、と考えています。| accessible-usable.net
ウェブサイトやアプリケーションの、アクセシビリティおよびインクルーシブデザインに関連する記事の一覧です。| accessible-usable.net
ウェブサイトやアプリケーションの、アクセシビリティおよびインクルーシブデザインに関連する記事の一覧です。| accessible-usable.net
ウェブサイトやアプリケーションの、アクセシビリティおよびインクルーシブデザインに関連する記事の一覧です。| accessible-usable.net
ウェブコンテンツの中で、視覚的な情報提示としてグラフや図解を用いる場合、アクセシビリティ (特に視覚障害者に対する情報保障) はどのように両立したらよいでしょうか。| accessible-usable.net
WCAG 2.2 が勧告になったことを受けて、axe-core でも、WCAG 2.2 で新しく追加された達成基準の一部を機械的にテストできるようになっています。これに伴い、私が個人的に公開している「axe-test.js」についても、このたび WCAG 2.2 対応としてアップデートいたしました。併せて「axe-core ルールと WCAG 達成基準の対照表」もアップデートしています。| accessible-usable.net
ウェブサイト/アプリケーションの UI デザインツール「Figma」のプラグインとして、Deque Systems が「Axe for Designers」を公開しました。実装前のワイヤーフレームやプロトタイピングの段階で、アクセシビリティに関連するチェックをある程度できるようにしたプラグインです。| accessible-usable.net
Google Chrome にライブキャプション機能が追加され、音声 (発話) を含む動画やポッドキャストなどを視聴中、リアルタイムに自動字幕起こしを表示することができるようになりました。| Accessible & Usable
WCAG 2.2 では、達成基準 2.5.8「ターゲットのサイズ (最低限)」が新たに追加されています。従来からある達成基準 2.5.5 がタッチインターフェースを想定したサイズ要件であるのに対し、この達成基準 2.5.8 はウェブの利用環境の多様性を考慮に入れる形で、マウスやペンなどを用いた操作も含め、バランスを取ったサイズ要件になっています。| accessible-usable.net
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 翻訳作業部会にて、W3C 勧告「WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.2」の日本語訳が行なわれ、このほど公開されました。| accessible-usable.net
情報設計 / インフォメーションアーキテクチャ (information architecture : IA) に関連する記事の一覧です。| accessible-usable.net
「ダークパターン – 人を欺くデザインの手口と対策」を読みました。ダークパターンの現状、撲滅に向けての動き (主に欧州および米国における法規制)、今後の課題、がコンパクトにまとめられており、ウェブサイトやアプリケーションの UX 向上に携わる方にはぜひお手にとっていただきたい本です。| accessible-usable.net
ご縁あって、数ヶ月前から、地元で開催されている障害者向けパソコン講習会に、ボランティアとして参加しています。いわゆる「パソボラ」というやつですね。 視覚障害者を対象に「音声パソコン講習会」と銘打って開催されているもので、 […]| accessible-usable.net
ウェブユーザビリティと非常に関わりの深い概念として、ユーザーエクスペリエンス (User Experience : UX) があります。ユーザビリティの検討や議論を本質から外さないようにするために、しっかりと意識したいものです。| accessible-usable.net
ウェブユーザビリティと非常に関わりの深い概念として、ウェブアクセシビリティとは何か?ということを考えてみたいと思います。| accessible-usable.net
米国の非営利団体 WebAIM による、恒例のスクリーンリーダー利用者調査 (第7回) の結果が発表されました。調査結果の中から私自身が興味深く感じた事項を中心に、スクリーンリーダー利用に関するトレンドについてまとめたいと思います。| accessible-usable.net
米国の非営利団体「WebAIM」による、スクリーンリーダーの利用に関する調査 (第6回) の結果が発表されました。全体的なトレンドは従来通りな印象ですが、そんな中、個人的にいくつか気になったことをピックアップします。| accessible-usable.net
米国の非営利団体「WebAIM」による、恒例のスクリーンリーダー利用者調査 (第5回) の結果が発表されました。この調査結果からうかがえるスクリーンリーダー利用に関するトレンドについて、私自身が興味深く感じた事項を中心に、まとめたいと思います。| accessible-usable.net
Web アクセシビリティ向上のために活動している米国の非営利団体「WebAIM」による、スクリーンリーダーの利用に関する調査結果が発表されました。この調査結果から見えてくるスクリーンリーダー利用に関するトレンドについて、まとめたいと思います。| accessible-usable.net
Web アクセシビリティ向上のために活動している米国の非営利団体「WebAIM (Web Accessibility in Mind)」による、スクリーンリーダー (音声読み上げ支援技術) の利用に関する調査結果が、20 […]| accessible-usable.net
2010年3月に第25回目として開催されたアクセシビリティに関する国際会議「CSUN」において、Webアクセシビリティ向上のために設立された米国の非営利団体「WebAIM(Web Accessibility in Min […]| accessible-usable.net
iOS の VoiceOver では、読み上げのフォーカスを画像に当てると、「画像には何が含まれているか」を自動的に補足して読み上げさせることができます (同様の機能は macOS や Android にもあります)。ただし、画像の代替テキストが空になっている場合、この機能が使えないことに注意が必要です。| accessible-usable.net
ウェブサイトやアプリケーションの、アクセシビリティおよびインクルーシブデザインに関連する記事の一覧です。| accessible-usable.net
ウェブページに画像を配置する際、「img 要素には alt 属性を入れること」という話は、サイト制作や運営に携わる方なら一度は聞いたことがあると思いますが、実際にどう alt 属性を記述したらよいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。この記事では、画像の alt 属性の具体的な入れかたを整理してみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。| accessible-usable.net
AI による画像解析が可能になり、もはやウェブコンテンツの画像には代替テキストを書かなくてもよいのでは、という印象をお持ちかもしれません。しかし、画像の存在を認知できることがより重要となり、その手がかりとして、適切に代替テキストを記述することがむしろ求められると考えます。| accessible-usable.net
ウェブコンテンツをダークモードに対応させる場合、単にデバイス (OS) の設定に連動させるだけでなく、ユーザーの任意で都度、モード (テーマ) を切り替えやすくしておくと、なおよさそうです。この記事では、ウェブコンテンツのダークモード / ライトモードを任意で切り替えるユーザーインターフェースについて検討してみたいと思います。| accessible-usable.net
W3C にて策定作業が行われている WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2024年5月16日付で更新されました。今回は、初めて網羅的に Outcomes 案が列挙されているので、俯瞰してみたいと思います。| accessible-usable.net
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、各サイトのホームページに対してウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析するというものです。2024年2月に第6回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。| accessible-usable.net
WCAG 2 の達成基準 1.4.12 (テキストの間隔) を検証するツールとして、Chrome および Firefox で使える「Text Spacing Editor」という拡張機能があるので、ご紹介します。| accessible-usable.net
パスワードのマスキングを解除する機能を、よくある実装 (input 要素の type 属性を password から text に切り替える) の代わりに、type 属性を password のまま維持した形で実装することの可能性と課題について、検討します。| accessible-usable.net
このほど iOS (および iPad OS) のバージョン17.4で、Apple 純正「ポッドキャスト」アプリにおいて、トランスクリプトの自動生成が利用できるようになりました。| accessible-usable.net
米国の非営利団体 WebAIM による、恒例のスクリーンリーダー利用者調査 (第10回) の結果が発表されました。調査結果の中から私自身が興味深く感じた事項を中心に、スクリーンリーダー利用に関するトレンドについてまとめたいと思います。| accessible-usable.net
2023年10月5日付で W3C 勧告となった WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.2 について、正式な日本語訳は別途作業中ですが、この記事では主に WCAG 2.2 になじみのない方向けに、新しい達成基準が求めていることとその理由について、大まかに噛み砕いた形でまとめてみたいと思います。| accessible-usable.net
日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、このたび第3回目となる「支援技術利用状況調査」を実施し、その調査結果の報告書を公開しました。| accessible-usable.net
W3C の WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の新バージョンである WCAG 2.2 が、2023年10月5日に正式な Recommendation (勧告) になりました。| accessible-usable.net
一般的なウェブサイトのフォームであれば、サブミットボタンは常時有効にしておくのが基本ですが、例外的なケースとして、あらかじめシステム側に反映されている情報を変更するようなフォームでは、サブミットボタンがデフォルトで無効になっているほうが、ユーザーにとって状況の認識が容易である可能性があります。| accessible-usable.net
Stark は、各種ブラウザの拡張機能として、あるいは各種デザインツールのプラグインとして、ウェブアクセシビリティに関する様々なチェックができるようになっています。個人的には、以前愛用していた NoCoffee Vision Simulator の代替として重宝しそうです。| accessible-usable.net
米国の非営利団体 WebAIM が開発しているウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」で、Tab キーによるフォーカス順序を表示する機能が追加されていたので、ご紹介します。| accessible-usable.net
W3C にて策定作業が進んでいる WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2023年7月24日付で更新されました。以前のドラフトから大きく構成などが変わっているため、この記事では改めて WCAG 3.0 の大まかなアウトラインを捉え直すことを主眼に、まとめてみたいと思います。| accessible-usable.net
2024年4月1日より、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」) の改正法が施行されます。この記事では、ウェブアクセシビリティの観点で、改正法の留意点と課題をまとめてみたいと思います。| accessible-usable.net
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」の制作では、自ら手を動かして EPUB を一から作ってみるという貴重な経験ができました。この記事では、私自身の EPUB 制作過程を振り返りつつ、アクセシビリティに優れたリフロー型 EPUB の作りかたについて、まとめてみたいと思います。| accessible-usable.net
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」電子書籍版 (リフロー型の EPUB) を制作した過程で、いくつかのリーディングシステム (電子書籍の閲覧環境) を用いて表示や動作の検証をしたのですが、ことスクリーンリーダーとの併用について言うと、まだまだ動作が熟れていないのかなという印象を受けました。| accessible-usable.net
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョンである WCAG 2.2 が、2023年5月17日付で改めて Candidate Recommendation Draft となりました。この記事では、直前の2023年1月25日版 Candidate Recommendation Draft からの主な変更点と、この時点での WCAG 2.1 からの差分をご紹介します。| accessible-usable.net
2019年12月に発売されました監訳書「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」ですが、このほど、電子書籍版が発売されました。今回、私自身が手を動かして作業する形で、リフロー型 EPUB を制作してみました。| accessible-usable.net
「Web アプリケーション アクセシビリティ — 今日から始める現場からの改善」を読みました。ウェブアクセシビリティ向上に関する知識やノウハウが、幅広く、かつ詳細に盛り込まれた、いわば「集大成」な本です。ウェブサイトやウェブアプリケーションの設計や開発にかかわる、すべてのデザイナーやエンジニアの皆さんのお手元にあってほしい一冊です。| accessible-usable.net
私の監訳書「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」では、各章の冒頭で「この章で解説するフォームの完成形」としてデモページをご用意しておりますが、これまで Heroku で公開していたものを、このたび Render に移行しました。| accessible-usable.net
WAI-ARIA を用いたウェブコンテンツ制作のガイドとして、W3C が ARIA Authoring Practices Guide (APG) を公開していますが、このほど APG で紹介されている UI コンポーネントパターンの実装例において、主要な支援技術のサポート状況が掲載されるようになりました。| accessible-usable.net
デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」が改訂されています。微力ながら文書の改善に寄与できて嬉しく思いますし、ウェブアクセシビリティ初学者の方々に向けての入門教材として、私自身ありがたく活用させていただきたいと思います。| accessible-usable.net
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2023年2月に第5回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。| accessible-usable.net
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョンである WCAG 2.2 が、2023年1月25日付で改めて Candidate Recommendation Draft となりました。この記事では、2022年9月6日版 Candidate Recommendation からの主な変更点と、この時点での WCAG 2.1 からの差分をご紹介します。| accessible-usable.net
英国政府 (GOV.UK) が、「Designing for people with dyscalculia and low numeracy」という記事および啓発ポスターを公開しました。「数を扱うのが苦手な人を排除することなく情報を伝えるには、どうデザインすればよいか」がまとめられています。| accessible-usable.net
『見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン』を読みました。色、文字、ことば、図解、UI のビジュアルデザインについて、アクセシビリティ (あるいはユニバーサルデザイン、インクルーシブデザイン) の観点から「このように改善するとよい」をわかりやすくまとめた書籍です。| accessible-usable.net
デジタル庁が「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を公開しました。公共機関 (および民間事業者) のウェブサイト運用者に向けて、このような入門的な位置づけのガイドブックを公開する意義はとても大きいと言えるでしょう。| accessible-usable.net
Figma で作成したウェブサイト/アプリケーションの画面設計 (ワイヤーフレームやプロトタイプ) に対して、アクセシビリティに関するアノテーション (注釈) を付けるためのキットを、Figma Community にて公開しました。よろしければ、皆さんのプロジェクトやチームの活動で、ご活用いただければ幸いです。| accessible-usable.net
一覧ページにおける各リンクは、リンク間の識別性を高めたり、よりユーザーの目を惹いたりするために、画像 (サムネイル) を伴うものがよく見られます。このような画像を伴う一覧のリンクは、案外アクセシビリティの問題が生じやすいところでもあります。| accessible-usable.net
「ザ・ダークパターン — ユーザーの心や行動をあざむくデザイン」を読みました。ダークパターン (dark patterns) とは、「ユーザーをだまして何かを購入させたり、登録させたりするなど、意図しないことを実行させる、ウェブサイトやアプリで使われているトリック」のことを言います。最近では、「欺瞞的なデザイン (deceptive design)」と称されることもあります。| accessible-usable.net
多要素認証としてワンタイムパスワードの入力が求められることが珍しくなくなってきましたが、その入力欄が通常のパスワード入力欄と同様の実装になっているケースを時折見かけます。こうした実装は、ユーザビリティ (あるいは認知/学習障害のアクセシビリティ) の観点でいくつかの問題があります。| accessible-usable.net
日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、このたび第2回目となる「支援技術利用状況調査」を実施し、その調査結果の報告書を公開しました。| accessible-usable.net
2022年9月22日に開催された「Inclusive Design 24 (#id24) 2022」に登壇させていただき、「Inclusive Persona Extension」というセッションタイトルで、「インクルーシブなペルソナ拡張」の英語版をご紹介しました。| accessible-usable.net
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョンである WCAG 2.2 が、Candidate Recommendation (勧告候補) として2022年9月6日に開示されました。この記事では、WCAG 2.2 で新しく追加される (であろう) 達成基準を、取り急ぎの私訳でご紹介します。| accessible-usable.net
Twitter の「ALT」バッジによって、本来の代替テキストとは違う意図のテキストが投稿画像に対して入れられてしまう問題が見られますが、こうした背景からか、Twitter では画像の代替テキストを適切に記述するようユーザーにリマインダーを提示する機能が追加されました。| accessible-usable.net
W3C の WAI (Web Accessibility Initiative) が、「Web Accessibility Perspectives Videos (ウェブアクセシビリティの観点からの動画)」を公開しています。アクセシビリティの教材としてとても優れたコンテンツなので、ご紹介したいと思います。| accessible-usable.net
2022年7月20日に開催された「PWA Night vol.41 〜 Design」に登壇させていただき、『ウェブアプリのダークモード対応 〜「見やすさ」「わかりやすさ」の観点で考える』というテーマでお話をしました。| accessible-usable.net
axe-core のルール ID と WCAG 2.1 達成基準の対照表を、Google スプレッドシートで作ってみました。「axe-test.js」によるテスト結果と併用することで、検出された個々のアクセシビリティ問題 (axe-core ルール) が、WCAG のどの達成基準に該当するか、一瞥してわかりやすくなります。| accessible-usable.net