Research Project Title| kaken.nii.ac.jp
本研究は、ブルターニュ公家の者たちが相次いで婚約・婚姻した1431年と、フランソワ1世(在位:1442-50)の死から三度の公位継承が行われた1450年代、そして公国の主権が不安定化する16世紀初頭という、15~16世紀にかけての三期において、公家の存続問題にかかわる子宝祈願と弔いが如何に表象されているかを時祷書の図像・装飾を対象に検討するものである。| KAKEN