前回は要件定義のやり方について書いた。 今回はそれに付け加える感じで、ユースケース記述の話。 ユースケース記述 ユースケース記述というのは、システムがどのように使われるのかという一連の流れを書いたもの。 一例を挙げると、たとえば「ユーザがログインする」という場合なら、 ユーザがブラウザで特定のURLにアクセスする。 システムはログイン画面を...| いものやま。
前回は、開発とはソースコードの差分を作ることであり、設計書とはその差分をどう作るか説明する文書であることを書いた。 そのうえで、設計書が本当に必要なのかどうかを考えていきたい。 設計書は必要か? そもそも「設計書は必要なのか?」という疑問がなぜ生まれてくるのかというと、設計書がなくてもコードは書けるから。 開発で生み出すのが「ソースコ...| いものやま。
前回は「ソースコードを説明する文書」は「設計書」ではなく「開発者向けドキュメント」にすぎないという話をした。 では、結局「設計書」とは何なのかというのが今回のお話。 ソフトウェア開発の特異性 ソフトウェア開発では、製造業での開発と全然違う点が1つある。 それは開発がワンショットで終わらないということ。 製造業では一度設計書まで作ったら、...| いものやま。