日本最古、国宝の社殿が、古くから『神谷(かんだに)』と呼ばれていた香川県坂出市の渓谷に静かに鎮座しています。この神谷神社(かんだにじんじゃ)の本殿は、建てられた年代が明らかな神社建築としては日本最古、国宝に指定されています。鎌倉時代初期の1219年(建保7年)に荘官の刑部正長(おさかべ)により再建された『三間社流造り(さんげんしゃながれ...| 物語を届けるしごと
香川県・五色台の北端、大崎ノ鼻。大槌島と小槌島が目の前にみえる岬に数本だけ桜が植えられており、春は綺麗な瀬戸内の風景をみに観光客が訪れています。ちなみに、海に突出した地形を「鼻」と呼びます。| 物語を届けるしごと
瀬戸大橋架橋の島、与島のPAから徒歩10分。瀬戸内国際芸術祭で鍋島灯台が公開されています。瀬戸内海で最も古い近代灯台。与島、鍋島灯台。香川県に2基存在する明治時代に建設された西洋式灯台。今から150年前、1872年(明治5年)点灯。灯台の父、リチャード・ヘンリー・ブラントン(Richard Henry Brunton)設計。当時は、夜間の停止信号として使用。与島の鍋島灯台は...| 物語を届けるしごと
香川県坂出市加茂町山樋(やまひ)。鴻ノ池(こうのいけ)というため池にやってきました。この池には世にも珍しい、池の底に沈んでいる古墳があります。普段は、古墳の石室の天井石が水面下にうっすらとみえるのですが、2024年2月現在、池の改修をするために水を抜いているため、古墳の横穴式石室が姿を表しています。横穴式石室には、人を葬った部屋、玄室(...| 物語を届けるしごと
香川県坂出市、城山(きやま / 標高462m)の中腹にある不動明王が鎮座する落差15mの滝。弘法大師が修行の際に、岩壁に不動の像を刻んだことからこの名がついたと伝わっています。讃岐岩質安山岩(サヌカイト)の岩肌を豪快に水が流れ落ちています。城山には、古代山城があり国指定の史跡となっています。| 物語を届けるしごと
香川県の郷土料理、白味噌の「あんもち雑煮」や「しっぽくうどん」など、年末年始の食卓に彩りを与えてくれる金時人参(きんときにんじん)。香川県坂出市は、8〜9割を誇る日本一の生産地です。| 物語を届けるしごと
瀬戸大橋の架かる与島(よしま)にいる船大工、辻岡忠治さんに船霊(フナダマ)さんのお話を聞きに行ってきました。フナダマさんとは、古くから日本各地の和船をつくるときに船大工が込める船の魂や守護神のようなもので、多くの漁師さんをはじめとした船乗りの心の支えとなってきました。| 物語を届けるしごと
瀬戸大橋の与島PAからバスに乗って北に4km、島民以外はバスに乗って島に上陸することができる櫃石島(ひついしじま)。与島と櫃石島はどちらも塩飽諸島に属し、瀬戸大橋が架かる島です。与島は石材関係者、櫃石島は漁業従事者が多いです。どちらの島にも新仏の位牌を家族が背負い踊る盆踊りが残っています。櫃石では、「新霊(あらりょう)踊り」や「精霊踊り...| 物語を届けるしごと